Xserver 対応版
サーバー・ドメイン
設定ガイド
このガイドでは、制作したホームページをインターネットに公開するための手順を、初めての方でも迷わないようにステップごとにご説明します。
サーバーとドメインの基礎知識
ホームページを公開するには、「サーバー」と「ドメイン」の2つが必要です。
サーバー(Xserver)
ホームページのデータを24時間保管・配信するコンピューター。「土地」のようなもの。
例:Xserver(月額990円〜)
ドメイン
「https://○○○.com」の部分。ホームページの住所になる文字列。「住所」のようなもの。
例:お名前.com(年額1,500円〜)
関係性のイメージ
サーバー(土地)にホームページデータを置き、ドメイン(住所)を設定することで、世界中からアクセスできるようになります。土地と住所は別々に契約することが多いですが、Xserverはドメイン取得も可能です。
ドメインの取得
ドメインはお名前.com(推奨)またはXserverドメインで取得できます。
お名前.com にアクセス
取りたいドメイン名を検索欄に入力します。使えるかどうかが即座に表示されます。
ドメインを選んでカートに追加
.com(最も一般的)、.jp(日本向け)、.co.jp(法人向け)から選びます。
選び方のポイント
- 個人・フリーランス:
.comまたは.jp - 法人:
.co.jp(登記が必要)または.com - 店舗・サロン:
.comが見栄えが良い
アカウント登録・購入
メールアドレスとクレジットカードで登録・購入します。Whois情報公開代行を必ずONにしてください(個人情報保護のため)。
注意
ドメインの更新は毎年必要です。自動更新設定をONにしておくと更新忘れを防げます。ドメインが失効するとサイトが表示されなくなります。
XserverとドメインのDNS設定
ドメインを取得したら、「このドメインはXserverを使う」という設定(ネームサーバー変更)を行います。
手順①:XserverのネームサーバーをメモしておくXserver
Xserverのネームサーバーは以下の2つです(変更不要・固定値)。
Xserver ネームサーバー
ns1.xserver.jp
ns2.xserver.jp
手順②:お名前.comでネームサーバーを変更する
お名前.com Navi にログイン
右上の「ログイン」からお名前.comにログインします。
ドメイン設定 → ネームサーバーの変更
「ドメイン」→「利用ドメイン一覧」→対象ドメインを選択 →「ネームサーバーの変更」をクリック。
「その他」タブ → Xserverのネームサーバーを入力
「その他のネームサーバーを使う」を選択し、上記のXserverネームサーバーを入力して確認します。
反映まで最大24〜48時間かかります
ネームサーバーの変更はインターネット全体に伝わるまで時間がかかります。設定後すぐに反映されない場合でも、24〜48時間後に再確認してください。
手順③:XserverにドメインをXserver管理画面で追加する
Xserverサーバーパネルにログイン
https://www.xserver.ne.jp → 「ログイン」→「Xserverサーバーパネル」
ドメイン設定 → ドメイン設定追加
「ドメイン設定」→「ドメイン設定追加」タブ → ドメイン名を入力して「確認画面へ進む」→「追加する」。
ファイルのアップロード(FTP)
制作したHTMLファイルをXserverに転送するため、FTPクライアント(FileZilla)を使います。
FileZillaのインストール
FileZillaをダウンロード
「FileZilla ダウンロード」で検索 → 公式サイト(filezilla-project.org)から無料版をダウンロード・インストール。
XserverのFTP接続情報を確認する
Xserverサーバーパネル → FTP情報を確認
「FTP」→「サブFTPアカウント設定」 → ホスト名・ユーザー名・パスワードをメモ。
接続情報(例)
ホスト:sv○○○.xserver.jp
ユーザー名:アカウントID
パスワード:サーバーパネルのパスワード
ポート:21
FileZillaでアップロードする
FileZillaを起動 → 接続情報を入力
上部のホスト・ユーザー名・パスワード・ポートを入力 → 「クイック接続」をクリック。
アップロード先フォルダに移動
右側(サーバー側)のフォルダ一覧で、ドメイン名/public_html/ に移動します。これがホームページの公開フォルダです。
ファイルをドラッグ&ドロップ
左側(PC側)から右側(サーバー側)へ、制作したサイトのフォルダ内のファイル・フォルダをすべてドラッグ&ドロップします。
アップロードするのはフォルダの中身
- アップロードするもの:
index.html、css/、js/、img/(フォルダの中身) - アップロード不要:
進捗.md、README.mdなどの社内管理ファイル
動作確認
ブラウザで http://ドメイン名/ にアクセスし、ページが表示されれば成功です。
SSL化(https設定)
SSL化することで、URLが http:// から https:// になり、ブラウザの「保護された通信」マークがつきます。SEOにも有利で、現代のHPでは必須です。
手順①:XserverでSSLを有効化する
Xserverサーバーパネル → SSL設定
「ドメイン」→「SSL設定」をクリック。
対象ドメインの「選択する」→「無料独自SSL追加」
ドメイン一覧から対象ドメインの「選択する」をクリック →「無料独自SSL設定」タブ →「追加する」。
反映を待つ(最大1時間)
「SSL設定が完了しました」と表示されたら設定完了。反映まで最大1時間かかります。ブラウザで https://ドメイン名/ にアクセスして鍵マークが表示されれば成功です。
手順②:http → https を自動リダイレクトする(.htaccess)
http:// でアクセスした人を自動で https:// に転送する設定です。
.htaccess ファイルをサーバーに設置
PC上でテキストファイルを作成し、ファイル名を .htaccess(先頭にドット、拡張子なし)として保存。内容は以下を貼り付け:
.htaccess の内容
RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [L,R=301]
FTPで public_html/ 直下にアップロード
index.html と同じ場所(public_html/)に .htaccess をアップロードします。
動作確認
ブラウザで http://ドメイン名/(httpsなし)にアクセスして、自動的に https:// に転換されれば完了です。
動作確認チェックリスト
公開後は以下の項目を必ず確認してください。
よくあるトラブルと対処法
画像やCSSが読み込まれない
原因:ファイルのパス(場所の指定)が間違っている、またはファイルがサーバーに上がっていない。
対処:FTPで css/、js/、img/ フォルダがすべてアップロードされているか確認。HTMLの画像タグのパスが img/〇〇.jpg のように正しく書かれているか確認。
https://〜 にアクセスしてもエラーになる
原因①:SSL設定の反映待ち(最大1時間)。
原因②:ネームサーバーの変更が反映されていない(最大48時間)。
対処:時間を置いてから再確認してください。
http:// にアクセスしてもhttpsにリダイレクトされない
原因:.htaccess ファイルが設置されていない、または内容が正しくない。
対処:FTPで public_html/ 直下に .htaccess があるか確認。ファイルの内容(Section 5)を再確認。
FTPで接続できない
原因:接続情報(ホスト・ユーザー名・パスワード)の入力ミス。
対処:Xserverサーバーパネルで接続情報を再確認。パスワードを再設定してから試す。
お困りの場合はお気軽にご連絡ください
このガイドを読んでも解決しない場合や、操作に不安がある場合は、担当者にお問い合わせください。サーバー設定サポートオプション(追加8,000円)にて代行も承ります。